
こんな悩みがありますか?
「英語の会議で発言したい!」と思っても、実際には難しいですよね。自分の意見を言いたくても、発言するタイミングが掴めなかったり、「最初のひと言が出てこない」と悩んでいる方も多いはず。
なので今回は「英語の会議で使えるフレーズ」を皆さんとシェアします。「英語が苦手だから…」と諦めずに、ビジネスに必要な英語力をつけていきましょう!
✔️ 補足:私の自己紹介
英語会議で使えるフレーズ
今回は、英会話初心者でも使えるように、以下の条件に合うフレーズだけを選びました。
- ネイティブが実際に使う
- シンプルな表現
- 発音が難しくない
ミーティングの流れにそってカテゴリーごとにまとめたので、参考にしてください。
ミーティングの始まり
オープニングのフレーズは定型文を丸暗記でも大丈夫。最初の挨拶を言うかどうかは、その場の雰囲気次第ですね。海外のミーティングだと、挨拶なしでいきなり本題に入ることも多いです。
Thank you for coming to this meeting.
(お集まりいただき、ありがとうございます。)
Thank you all for coming at such short notice.
(急な呼びかけに集まっていただいて、ありがとうございます。)
Let’s get started.
(始めましょう。)
Shall we start (the meeting)?
(ミーティングを始めてもよろしいですか?)
*「the meeting」は言っても言わなくてもOK。
The purpose of this meeting is to discuss our new product.
(この会議の目的は、当社の新製品について話し合うことです。)
There are three items on the agenda. The first is about our sales strategy. The second is …….
(話し合う内容は3点あります。1つ目は販売戦略についてです。2つ目は…)
会議の進行
会議の進行は、「まずはXXについて」や「次はXXです」など、これから話し合う内容を分かりやすく伝えましょう。
First, let’s talk about the customer feedback on product X.
(まずは新製品Xの顧客フィードバックについて話し合いましょう。)
Let’s discuss last year’s sales figure.
(昨年の売り上げについて話しましょう。)
Let’s move on to the next item on the agenda.
(次の議題に移りましょう。)
Moving on, let’s discuss the problem with our suppliers.
(次は、仕入れの問題について話しましょう。)
We are running short on (of) time. So let’s save this for another meeting.
(残り時間が少ないので、これについては次回の会議で話しましょう。)
* 「on」「of」のどちらでもOK
Can we come back to that point later?
(それについては後で話し合ってもいいですか?)
意見に賛成、反対する
反対する時は、「disagree(反対する)」など直接的な表現は避けた方がいいですね。はっきりと表現する時は、「I’m afraid」や「I’m sorry」など、和らげるフレーズを足しましょう。
I agree with your point.
(あなたの意見に賛成です。)
I completely agree.
(私も全く同じ考えです。)
I’m afraid I can’t agree.
(申し訳ないですが、同意できません。)
I see your point, but our sales have decreased by 20%.
(あなたの考えは分かりましたが、売上高は2割も下がっています。)
That might be true, but I don’t think our marketing strategy is effective.
(そうかもしれませんが、私たちのマーケティング戦略が効果的とは思えません。)
自分の意見を述べる
まずは自分の意見を述べた後に、説明を付け加えましょう。ダラダラ話すと、相手に意図が伝わりません。
In my opinion, marketing strategy No. 1 is more effective.
(私は1番目のマーケティング戦略が効果的だと思います。)
In my view, the sales team should be in charge of this project.
(私は、このプロジェクトは営業部が率いるべきだと思います。)
I would just like to add one more point to what Kate said.
(ケイトさんの発言にひとつ付け加えたいのですが。)
Let me explain more in detail.
(もっと詳しく説明させてください。)
I don’t have anything else to add.
(これ以上付け足すことはありません。)
質問する、相手に聞き返す
相手に繰り返してもらうときは、「I don’t understand」などの直接的な表現は避けること。「please」を使って丁寧にお願いしましょう。
Can you repeat that, please?
(もう一度言ってもらえますか?)
I didn’t catch that. Could you repeat that please?
(聞き取れませんでした。もう一度言ってもらえますか?)
I’m sorry, I don’t quite follow the calculation.
(すみません。この計算が理解できませんでした。)
Could you give us more details about the sales figure?
(売り上げについてもっと詳しく説明してもらえますか?)
Could you explain that in more detail, please?
(もう少し詳しく説明してもらえますか?)
Would you mind spelling that for me, please?
(すみませんがスペルを教えてもらえますか?)
意見を求める
自分が英語に詰まった時にも、便利に使えるフレーズです。このように相手の意見を求めると、時間稼ぎができてお勧めです。
What do you think about the design?
(このデザインはどう思いますか?)
What are your thoughts on this proposal?
(この提案についてどう思いますか?)
Do you have any ideas?
(何かアイディアはありますか?)
Any thoughts?
(何か意見はありますか?)
Any more comments?
(他にコメントはありますか?)
会議をまとめる
ミーティング進行者にとって、不可欠のフレーズです。話し合った内容を簡単にまとめると、会議の締めに繋げやすいですね。
I’m afraid we only have 10 minutes left.
(残念ですがあと10分しかありません。)
We only have 5 more minutes. Shall we wrap up the meeting?
(あと5分で終了なので、内容をまとめましょうか?)
Shall we save this topic for the next meeting?
(このトピックは次のミーティングで話し合いましょうか?)
Let’s discuss this in more detail in the next meeting.
(これについては、次回のミーティングでもっと詳しく話しましょう。)
Let me go over the main points before we finish.
(最後に、今日の要点をまとめさせてください。)
So we have decided to reschedule the launch of product X to June.
(商品Xの販売開始を6月に変更することに決めました。)
会議を締める
ミーティングの最後で発言するのは、よほど重要なこと以外は避けましょう。「最後に言いたいことは?」と聞くのは締めの言葉。要するに「たてまえ」です。
Anything else to add before we finish?
(最後に何か言いたいことはありますか?)
I think we have covered everything.
(全て話し合えましたね。)
I think that’ll be all for today.
I guess that’s it for today.
(これで終了ですね。)
Thank you for coming.
(出席していただいてありがとうございました。)
Thank you for your contribution.
(参加していただいてありがとうございました。)
プラスαのフレーズ
いざと言う時に、これらのフレーズも知っておくと便利です。ビデオ会議が多い方は、ズーム会議特有のフレーズも覚えましょう。
I’m afraid I have to leave the meeting early. I need to see John from Toyota at 11am.
(会議中に退出しなくてはいけません。トヨタのジョンさんと11時に会うので。)
Excuse me. I have to leave now as I received an urgent message from Mr Suzuki.
(申し訳ありませんが退出させてください。鈴木さんから緊急のメッセージが来ました。)
Kate, do you have a few minutes to talk after this?
(ケイトさん、この後数分話せますか?)
◆Zoomミーティングのフレーズ
Is Aki online?
(あきさんは繋がってますか?)
I have a problem with the connection.
(接続がうまくできません。)
I’ll share my screen.
(スクリーンを共有します。)
苦手な英語会議を乗り切る方法
最後に、英会話に自信がない人のために「英語会議を乗り切るコツ」を解説します。
大切なのはこの3点。
- 事前に準備する
- 早めに発言する
- シンプルな単語で話す
英会話が苦手な人が、いきなり会議でバンバン発言するのは絶対に無理。まずは、「1回でも発言できたら合格」と目線を下げて、それに向けた準備をしましょう。議題を前もって把握し、必要な知識をつける。加えて、自分が発言できそうな内容を書いて、声に出して練習する。英会話初心者が英語会議を乗り切るには、これ以外に方法はありません。
さらに言うと、「発言は早めに済ませる」というのも大切なポイントです。なぜなら、最初の方は議題に沿ったトピックを話すし、いきなり込み入った内容を討論することもないからです。自分の発言が遅くなるほど、「それ言おうと思っていたのに、先に言われちゃった!」が続いて、自分が英語で言えることがなくなってしまいます。
私の経験から言えるのは、「最初に発言をするメリット」は大きいということ。1度でも発言してしまえば、プレッシャーも減る分、リラックスして会議に集中できます。
ありがちなのが、会議だからと気を張りすぎて、やたらと難しい単語を使ってしまう人。慣れていない言い回しを使うと、余計にぎこちない英語になってしまい、かえって逆効果です。「今の自分の英語力で勝負する!」と覚悟を決めて、背伸びをするのはやめましょう。
さらに言うと、ビジネス英語の語彙を増やすには、ミーティング中に気になったフレーズをメモするのがお勧めです。こんな地道な努力を重ねるうちに、段々と英語会議にも慣れてくるでしょう。
とはいえ、これらはあくまでも「英語会議を乗り切るコツ」で、その場限りのことですよね。あなたが本気で英語を話せるようになりたければ、使えるフレーズを学ぶだけでなく、「英語の基礎」も固めていってくださいね。
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まとめ
今回は、「英語会議で今すぐ使える英語フレーズ50選」をお伝えしました。これらのフレーズを使って、次回の英語会議を乗り切ってくださいね。
それでは素敵な1日を!
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